ジルベールの育ての親(叔父)--実は父--正直当時は こんなにジルに慕われながら冷たく突き放し
続ける彼は理解不能でしたね~。
コクトー家の愛玩具としてひきとられ・・
背徳にまみれた自分を呪いながら生きてきた彼・・。
愛もその行為さえも嫌悪し、生きることさえ苦痛そうだった彼にとっては
この美しい天使の盲目的な愛情も・それを求め すがる姿も
嫌悪でしかなかった・・・?んでしょうかね~。
とはいえ・・
突き放しても 拒絶しても慕い続けるジルベールを
愛おしいと思わなかったはずも無い・・。
しかし 自分のそんな思いさえ否定したかった彼は
最後まで素直にはなれなかった・・のでしょうね。
ジルはそんな彼を許していたのかな。
ジルを失ったとき・・ 彼は何を思ったのか・・・

★風と木の詩あらすじ
コチラへ♪

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2人の関係がこんな風にゆがんでしまった原因は
--ジルの事件--(レイプされ 精神を 生死を彷徨う)
ジルを救うために再び背徳行為(近親相姦)を犯すことになるオーギュ。
(思えばみなジルベールの心の崩壊を防ぐために彼を抱いてますが・・)
それは彼をより深い地獄に堕とすことになったんだろうな~。潔癖だったからこそ・・苦しかったろうと今は思えますわぁあ・

その後はジルの愛を受け止めながらも 一線を引き続け--・
どこか彼を試し、もて遊ぶような行為を続けるオーギュ。
無垢コソが彼--とかなんとか言ってたけど
自分の行動が 独占欲・嫉妬ゆえだったことにも
きづいていたはずだろう。
彼はきっとジルを愛していたはずだ---。
しかし ソレを 愛と呼ぶには
あまりにも理解不能すぎる行動でしたよね。
ジルが自分を犠牲にしてまで
セルジュを守ろうとする姿を・・
いったいどんな思いで見つめていたのか・・。
最期まで愛することをしらない・・
大人になれなかった男・。それがオーギュといえそうだ。
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