「その窓から見た異性に必ず恋をするがその恋は必ず悲劇に終わる」という伝説の
オルフェウスの窓 そこで であったユリウス(実は女)とクラウス・イザーク。
彼らはやがて
この伝説の渦の中に巻き込まれていく。
続きは下より♪
☆参加してます☆


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1巻~7巻アーレンスマイヤ家の
財産争いに巻き込まれたユリウス。
次々とおこる殺人。犯人はいったい誰なのか・・
事件の中に潜むマイヤ家の秘密とユリウスの秘密とともに・・
やがてもう一つのオルフェウスの窓の悲劇があきらかになっていく。
推理小説さながらの壮大な
哀しい愛憎と復讐の物語です。
8巻~10巻貧しいが故にピアノの王道を歩けないと悩む
イザークの物語。
彼の恋もまた儚く悲しい。
11巻~18巻後半はロシア革命を舞台に
クラウスの秘密が
明らかになっていきます。
彼を追ってロシアへやってきたユリウス。
2人は苦境の中結ばれますが【革命】という渦のなかで
結ばれた愛は
やはり「オルフェウスの窓の伝説」とおり
悲しい結末が待っていたのでした・・・・(泣)
池田先生らしいスケールの大きな作品!
第三部ではむしろユスーポフ公が真の主役というかであり、池田先生としてもクラウス以上に感情移入していたのでは思えてしまうと。
あと注目はマリア・バルバラ姉さん。
最初は意地悪っぽい感じだったのが、だんだん感じが良くなっていくところが見物で、「なぜか好きになってしまった」というユリウスの台詞がどことなく先生自身の言葉にも聞こえると。