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サラディナーサ (第5巻) (花とゆめCOMICS)サラディナーサ (全9巻) (花とゆめCOMICS)
(1989/12)
河惣 益巳

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16世紀、スペインの繁栄の裏には
フロンテーラ一族(海賊)の存在が!
一族を束ねるのは 独眼の黒獅子レオンと娘サラディナーサだ
彼女をを執拗に手に入れようとするスペイン国王フェリペⅡ世。
そして 彼女に相応しい男になろうと集まるいい男達♪
イギリスとスペインをまたにかけ数奇な運命に臆すことなく突き進む
サラディナーサの大冒険物語!!
同時に父「レオン」の波乱にとんだ人生の物語ともいえそうです。
河惣作品で私の1番好きな作品です
rk.jpgにほんブログ村 漫画ブログへ
 

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フロンテーラ随一の天才的な海戦術を持つ レオンとマリア=ルイーサの娘
 「サラディナーサ」別名を「黄金のサーラ」
 sara

しかし王フェリペは 「ある事件」より
 サーラを自分の娘と信じ執拗に執着していたのだ---。

しかしーーその独占欲は
彼女から 婚約者ドン・ファンを、 父レオンを奪うこととなり・・
サーラにとって彼は---
「未来永劫の復讐相手」となってしまったのです。

自業自得!!なんですが。
可愛そうにも思えちゃうのが河惣氏の凄いところ。
登場人物の殆どが実在の人物という壮大な歴史絵巻ともなっていて
読み応えたっぷりです

見所は↓
① マリア(フェリペⅡ世の元妻)をめぐる壮絶な愛憎劇。
  政略結婚でレオンに嫁がされた彼女でしたが真実愛し合うようになる。
 (レオンの片目は『ある事件」で彼に奪われています)
  その後彼女の子サーラをめぐり2人は 対立関係に-----。

②フェリペⅡ世と義弟ドンファンの物語。
  秀でた才能・人望・美をもつがゆえに 兄に疎んじられ
  殺された。孤独な人。だからこそサーラとの愛は宝物だった(涙)

③ 父レオンの物語-----。
 ある事件でフェリペに幽閉されたが 娘の自由の為に死を選んだ。
 本当に最高にカッコイー父親!!
  でも子供の頃のかわいさのほうが印象深い気がする(笑)

④ 父・母の為に妥当スペイン(フェリッペ2世)を誓うサーラは
  イングランドと手を結びスペインを攻撃!!
  戦い模様圧巻!!
  女王エリザベスとの腹の探りあい模様も痛快でした!!

⑤サーラとマシューの恋。
 スパイとしてフロンテーラに潜入するもサーラに恋をし
  レオン亡き後 サーラを支える男に成長(イギリス海賊ドレイクの息子)
  明るい漆黒の髪の美青年♪性格も姿もどこかレオンに似♡
  『生きてる男ではお前が1番好き』
   ドンファンもきっとよかったねって言ってくれてるよね(涙) 

 他にも魅力的な人物ゾクゾク登場!!
 文庫本も発売されてます。是非どうぞ----♪
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コメント

この作品も

 結構好きです。

 敵役であってもフェリペやエリザベスの立場と方向性こそがむしろ時代の趨勢であり、フロンテーラこそ消え行く運命にあることを匂わせたりとか。

 ただし歴史物としてはむしろ『花巡礼』の方が好きです。

JIN様♪

v-300 こんばんは!!
イギリスとスペインの戦い等。
歴史ものはたまらなく魅力的ですよね♪
フェリペや父をはじめサラディナーサを愛した男達の
生き様も興味深くて引き込まれました~。
このレビューは初期のものなのでほんとうは
もっと語りたいところなんです。
私は河惣作品でこの作品が一番好きかもなので(笑)
花巡礼は唯一読んでないので残念!!
今度TRYしますね。ありがとうですv-360

 長く入手困難とされていた『花巡礼』については最近ようやく文庫化されましたので今こそお勧めです。

 『サラディナーサ』については、やはり最後の場面が印象的ですね。

 サーラの息子がレオンそっくりということで、彼女が紛れもないレオンの子供だと分かると。

 

JIN様♪

そうでしたね~。泣けましたよね・・。
まぁサラディナーサがレオンの子であることは
彼女の海賊としての資質が物語っていましたけどね♪
ちょっとフィリッペも気の毒でしたか・・。
いやいや・・ドンファンやレオンの死を思うと
やっぱ彼は許せないですよね・・。
史実にもそってるとのことですから感慨深いですよね。

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