ダンタリアンの書架 第４話 「換魂の書」

「この　ボンクラ～！」
3巻完結の本を2巻しか取り寄せていないヒューイに怒るダリアン。
どうやらこの作品の恋の行方が気になるよう。BLらしいけど（笑）
しかしこの本の作者レニー・レンツは
「奇怪な書物に囚われた我々を助けて欲しい」
という手紙を祖父に残して死亡したらしいのだ。


--奇怪な書物＝幻書？　2人はその事件を追う事に---。
映画ミザリーを彷彿させるサイコサスペンス――。
結構キた～！！ブﾙﾌﾞﾙ ----------------------------------------------------

レンツの別荘には 何故か死んだはずのレンツの妻がいて・・・
レンツは執筆中(生きている）という・・・
　
その夜こっそり別荘へ忍び込んだ2人が見たものは
レンツの死体と恋人ラティーシャ？
彼女の言われるままに再び別荘を訪ねた２人はびっくり。
そこには生き返ったレンツがいたのだ。

執筆する彼のタイプの文字には
「納屋にいるラティーシャを助けて欲しい---」というSOSが---
彼は間違いなく・・本物のレンツのよう
一体どういう事なのか---------------

そしてその謎が明かされることに----

ポーラは熱狂的なレンツのファンだったよう
一夜を過ごした彼女ですが　レンツに「恋人」がいることをしった彼女は
素晴らしい本を書かせること―が自分の役目だと思い込んだらしい。
そして彼女は手にしてしまった・・
「換魂の書
--誰かの死と引き換えに死者を復活させられる幻書を---」

本の結末が気に入らないと---
　素晴らしき結末（自分の思い通りの結末）が書けるようにと----
彼を殺し（脅し）本をかかせていた・・？

「すべては--彼の作品を愛するがゆえの教育。
　　私にしかこんなことはできない----」


狂気の中　恋人ラティーシャの命をひきかえにして・・・
毎日　2人を殺し続けていた---というポーラ
もはや、どちらかの死でしか生きる事はかなわぬ２人・・・
ヒューイ&ダリアンももはやみつめるしかできない・・（でも、とめてぇ--涙）


しかし何度も殺されてる中で「耐性」を身に付けたという2人は
ポーラを滅ぼし、1つになって消えたのでした---。

その後　ダリアンに　届いた本の結末は
どうやら性を超えて2人が結ばれることはなかったよう--。
気に入らないと原稿を捨て去ったダリアン。
もっといい結末を-------------。
うん・・。レンツ達にも--あげたかったよね。