連休出かけておりまして遅れ遅れでレビューしておりま---す

美しき天才バイオリン奏者 クリスタベル
彼女は唯一難解すぎて誰も弾くことのできない
ヴァルディーニという作家の曲を弾くことが出来るらしい。
しかしその楽譜は---人の心を麻薬のように操る
「幻書」だったのだ----「知って欲しいんだ。
この世界の美しい物や幸せな人々を、 そしてできれば
君自身にも幸せになってほしい---」カレの願いは彼女に通じたのだと思いたい。
ほろりとさせるいいお話しだったな---

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「うるさいのです!!ぎこぎこと!!」
ホントにヘタッピーが弾くバイオリンの音って騒音だよね---(わはは!!)
ヒューイがこの腕で何故に外で弾く気になったのかは謎ですが(笑)
そのおかげで天才バイオリン奏者
クリスタベルの演奏を聴くことが出来た2人、
やはりちゃんとしたバイオリンの音は美しいですね---

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いつもの本屋で 難解すぎで誰も弾けず、
演奏しようとした者は皆不幸になるという--「幻書」と思われる曲を
彼女が今度演奏することを知り
2人は彼女を追ってロンドンへいくことに。そこで知る驚愕の真実
彼女はなんと・・機械人形だったのだ---。
囚われたヒューイ&ダリアン。
どうやらすべての黒幕は彼女のパトロン(劇場支配人)。
「これは芸術による美しい革命だ」ヴァルディーニの曲は---人の心を操る麻薬-
彼は彼女の演奏で世界を支配しようと考えたようです。
カレにとって彼女はそれを演奏させるための道具。
しかし彼女をつくった機械技師ダラリオは
いつしか--
彼女を愛してしまったのですね。彼女を逃がそうと画策し撃たれ息絶えてしまったダラリオ--
そんなカレを呆然と見つめるクリスタベルに----
彼は壊れてもう動かないと・・
彼は死んだのだと・・教えるダリアン-----
命じるままに---壇上でバイオリンを構えたクリスタルベル。
しかし彼女は劇場の観客に逃げるよう合図を送り
演奏始めたその曲は
人を操るという「理想郷」ではなく----
破壊の幻曲『黄昏』--すると劇場は崩れ始め-----
彼女もあのパトロンも幻書といわれた『楽譜』も
瓦礫の下に消えたのでした---
彼女は何故 命じられた曲を弾かなかったのか・・?
その真実は わからないけれど
ソレはきっと---
ダラリオを失った彼女の悲しみが起こした奇跡--
ダラリオは彼女に「心」を与えていたのですよね。ダラリオを優しい人--だといっていた彼女は
彼と過ごした日々こそが「幸せ」だったのだと
きっと気づいたに違いないですよね(涙)
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