---悪は醜いですか?それが人間なのに----
そんなことはない!と言いきれないのが寂しいところですが・・
人間を救わずにはいられない善の心をもつ3人。
人間の中の悪の心を開放せずにはいられない悪のをもつ彼。
「悪」を取り込んだら自分たちは一体どうなるのか・・・?
なりたい自分---とは?葛藤の中 彼らが見つけた答えに涙-なのでした・

・。

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逃げてしまった永太郎(サル)
居場所があればきっと戻ってくる・・
そう言って小屋を作り帰りを待つ緒方家
小春は「なりたい自分」を探している・・・
そんな姿を見てつぶやく3人。「おいらたちの居場所ってどこなんだろうね・・
「俺たちは心からなりたいのだろうか
人間に----」」
3人はその日 夏目の家で初めての写真を撮ってもらう。
緊張しながらも嬉しそうな3人のなんともかわいらしいこと。
それは彼らが確かに存在した証------そして皆で「コンサート」に行くことに。
こんなきらびやかなところは初めてなので---
少し遠慮気味なベムがかわいい。
しかしそこに銃を持った若者たちが籠城。
金を盗んだものの追い詰められた若者たちは
もはや自暴自棄になっているよう
「生きて行くのが苦しくなることもあるだろう。
でも投げ出さないでくれないか?人間であることを-------」
しかし暴走する彼らを止める事は出来ず
3人は大勢の人間の前で
妖怪人間に変身してしまう・・。
その姿に恐れおののいた犯人達は、闇雲に発砲を始め・・
3人は人々をかばって盾になり何発もの銃弾に撃たれることに(涙)
それでも彼らに感謝を示す人間はいない・・・
犯人を押えながら、自分たちを畏れ逃げだす人々を
見つめる3人の姿が切ない限りだ・・・。
でも緒方や夏目の妻や優以たちは
そんな彼らの姿をずっと・見つめていてくれた
でももう…ここにはいられない・
去っていく3人を止める夏目ですが・・
「いつまでも傍にいますから」そう言い残して彼らは姿を消したのでした。
彼らは彼らが生まれた研究所へ----
そこにはあの男が-----。
「答えは出ましたか」
そう聞く彼に3人は答えた・・
「俺たちは人間にはならない!!
人間を悪に導くお前は・・俺たちが止める!!」と。
ステッキに細胞を吸着させると死ぬ・・・
ベムはステッキで彼の体を貫いた----。
「私はしあわせだ。ようやく死ねる・・」
炎に包まれる研究所。彼らの姿も燃えたかに思えましたが・・
妖
怪人間 ベム ベラ ベロ
3人の姿は消えた
いや、彼ら正義の魂が死ぬはずは ない。
きっと、どこかで生きているはずである。
もし、あなたの周りで怪しい出来事が起こり
それが人知れず解決しているようなことがあったら、
彼ら3人が活躍してくれたのかもしれない。
その時は妖怪人間 ベム ベラ ベロに感謝をしようではないか・・サリーちゃんを思わせるラストにじんわりしましたわーー。
「人間になったら ・・・・
思い出を重ねることができるんですね。
楽しいことも、悲しいことも。やはり憧れます」人間になりたかった彼らは遂に人間にはなれなかった・・
それでも人を救う為に・・・
悪に走る人を止めるために・・
「妖怪人間として生きていく・・」そう言う彼らに泣けました。
そして・・辛いことはいっぱいあるだろうけれど・・
人間であることだけで幸せなのだと 教えられました。
醜い姿ゆえに拒絶されてきた彼らに
--こんな人間になりたい-----と思わせてくれただろう・・・
優しい優しい夏目一家に緒方に・・
ありがとうと言いたいきもちになりましたです。
心揺さぶられるいい作品でしたよねー。
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