平安の恋絵巻---第1話は
平安のプレイーボーイ業平と
実直な兄中納言行平の恋物語------。
2人は天皇の孫。しかし情勢は傾き地位は降下しつつあったよう。
そんな中、兄は父の様に誠実に生きることを選び---
業平は 自由に生きることを選んだ--
そんな対照的な兄と弟の「うた恋」を見つめることに致しましょう。
↓に続く!!
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★在原 業平/藤原高子
---私が風なら すだれの隙間から入っていけるものを----
--隙間から--?変態!誰が入れてやるもんですか~!つれない彼女に夜這いを仕掛けた業平ですが
「ヤラレル~~!!」と大慌てな彼女に萎えたよう(笑)
「唐紅の衣が映えて美しいあなたなのに
顔だけでしたか。これでは 身体もさそや貧相でしょうね~。」
これに腹を立てた高子さん---
「だったらみてたしかめてみれば~~!?」
気は強いけど案外かわいい人ですね~高子さんて(笑)
しかし業平はここでは引いて
「また来ます」と笑って去っていきました。
もはや 高子さんの頭の中は 彼でいっぱい・・・
さすが業平さん
駆け引き上手----!!・
そして二人は親密な中に---。業平さん いい身体しとるわ~(笑)
あなたとは遊びですから---。
ツンな高子を愛おしく抱きしめる業平。
実は高子は帝の妃となる人---
添えることはできない2人なのです
「駆け落ちしてみますか・・」
業平に 背負われて 外へ飛び出し幸せな時を過ごす2人。
でもそれは束の間の夢・・
「さぁ帰りなさい・」
業平の言葉にしたがう高子の瞳からこぼれた涙。
こうして2人の恋は終わったのでした。
数年後。帝の妃となり母となった高子に
業平は歌を詠む---
「ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」 ---神様だって知らないんだろうね。
唐紅の衣の中には最高の女がいたってことを-----
川を埋め尽くす真っ赤な紅葉の美しさを歌った歌の裏に
こんな思いが有ろうとは-----。
でも それは永遠に2人の秘密なのですね~

「行平と弘子」 
兄夫婦はラブラブ-----。しかし「単身赴任」が決まり
離れ離れになることに・・・。
けして淋しいとは言わず 大丈夫ですと笑う妻に
ついに本音を言わせる行平-----
---いかないでずっとここにいていてくださいませ----
本当は互いに淋しいことを感じ合う2人・・・
「たち別れ いなばの山の 峰におふる まつとし聞かば いま帰り来む」
私は いかなくちゃ--でも君が呼べば必ず帰ってくる。必ず・・・
抱きしめあう2人-----ステキです・・・。。
そんな人がいる幸せをかみしめ行平さんは
幸せはひとそれぞれ----そんな弟業平を思う・・・
彼にもそう思える誰かが出来るといいなと・・
う~~ん。なんかいいですね~~。面白いです。
殿方の声もステキでしびれました~
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