藤原行成と清少納言------親が立派だと子供は苦労するのよね----親が有名な歌人ながら歌が苦手だという2人は意気投合して急接近!

この表紙は実方さんじゃなくて行成さんだったのね~?
清少納言とは6つ年下の彼はどこか脱力系の生真面目男。
でも嘘のない彼の言葉に小納言もノックアウト!のようですね。
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どうせ雨にぬれるなら桜の下でぬれたい---小納言のモト彼をカッコイーという斉信に・
わざとらしくて風情が無い。
雨宿りもせずずぶぬれになるなんて・・バカですね・・ちょっと嫉妬もあったのかな(笑)
不幸な事故で冠帽を落とし実方に恥ずかしい姿をみせてしまった行成
その後の冷静な態度は洗練された実方に心乱れたことを
悟られない為だったと私は見た!(笑)
でも史実では、口論となり怒った実方が彼の冠帽を投げ捨てたなんて記述もある、
真実はわからないけど 実方だって 小納言と仲がいい彼に
心乱れたのだと・・思いたいわ~(苦笑)
そんな中身内の不祥事で定子とともに宮中から離れることになった清少納言。
そんな彼女にあいに遠い里まで訪ねていた行成に
6つ上の彼女は諭す---。自分だけでなく他の人も見ろと。見聞を広げろと・・。
それはかつて彼女が実方に言われた言葉ですよね・・・。
それでもあなただけでいいのだと---言う彼に
これでもかっと知識でやりこめようとする小納言。
でも彼も負けてなかったですね~。う~~ん。面白いです!!
でも今彼女が守るべきものは--一家の命運を一心に背負い
帝の寵愛だけを盾に後宮で戦っている主人定子(素敵な人だ---)
恋なんてしていられない---それが本音だったよう。
「夜をこめて、鳥のそら音は はかるとも よに逢坂の 関はゆるさじ」
あなたの嘘で開ける関ではありませんよ。 あいにく私は守りが堅いの♪

あなたは誰にでも体を開くから みんなチョロイと言ってますよ!
ガハハ・・やるね!(笑)どんな歌がかえってくるかと期待したのに~。
ってほんと憎めない人だわ~。
でもやはり信じることは難しいのだという清少納言
---信じて貫こうする何かが無い人生は死んだも同じだと思う----亡き父と同じ言葉をつぶやいた彼に
遂に陥落---(笑)
)恋の関はともかく心の関はいつでも開いて差し上げますわよ「じゃぁ 顔を見せて下さいよ。」
「今更はずかしいじゃない・・」
「さては ぶさいくなんでしょう?」
「絶交しますわよ~!!」
わはは!!なんだか楽しい二人に にんまりなのでした~。
★しっかし顔も見ずに恋ができちゃうこの時代ある意味凄いね~(笑)
とちょっと整理-しとこっと。だって顔が似てるんだもん。
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