超訳百人一首 うた恋い。 第１３話（最終回）

第１３話「定家と式子 式子内親王 権中納言定家」
「どっかに、定家のやる気スイッチ落ちてないかなぁ・・・」
わが子(定家）に一喜一憂する父俊成。お気持ちお察ししますわ～ガハハ
彼が憧れるのは西行---そして彼の恋のお相手は
後白河天皇と藤原成子の子「式子内親王」美しい～
なんと現在の大河ドラマでおなじみの名前ばかりでテンションあがるわ～。
最終話にして遂にキた！「定家の恋話」
みつめることに致しましょう----！！
＊法事に追われレビュー忘れてました～なんてこったい！！ガーン

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19歳の定家は反抗期まっただ中---。
　父の様な歌人ではなく西行のように---
地位も名誉も捨て　世俗にとらわれない風となり　
心赴くまま　方々を旅歩き　歌を詠む。そんな歌人になりたい---

でも西行ってその為に家族を捨てた人なんだよね～(苦笑）
大河で妻を蹴飛ばした時はむかついたもんな～。
　
定家に必要なのは働く理由--
父は愛弟子　式子内親王を引き合わせ諭してもらう事に。
すると「父上の跡を継いで、立派な歌人になります！！」
定家のやる気スイッチが入ったよう！！
まさに計画通り♪-----と喜ぶのもつかの間--
ハートが飛んでる定家を心配することに～～。
ホントに心労は尽きないようで****(わはは！！！）

しかし-親王はあなたの歌は心が浅い----とバッサリ。
「私と恋をしてみますか？
　　　・・・・もちろん、ごっこ遊びですが」

こうして彼女から歌を学ぶことになった定家。
課題は　身分違いの彼女を思う「忍ぶ恋」

早速歌を詠む定家。やっぱすごい才能だったんでしょうね～！
さゆりばの しられぬこひも ある物を 身よりあまりて ゆくほたる哉
恋心を隠せる人もいるのでしょうが、僕の想いは
　蛍ようにチカチカするので隠しきれない～。

　「かわいいひと・」

親王を思うと次から次へ歌がわいてきてしまって～～。てへっ♪
まさに可愛いい人。まぁ調子もいいけどね～(笑）

歌は想像力。経験が無くても思うことはできる・・・
彼女こそが恋もできない籠の中の鳥。
　だからこそ歌に---夢を託していたのですね～(涙）

玉のをよ　たえなばたえね　ながらへば 忍ぶることの　よわりもぞする
この恋を忍ぶことに　いつか耐えられなくなるなら、
私は今消えても構わない･･･
課題とは知らず---この歌に仰天したのは父俊成。
「雲の上の人だからな---」父かラクギを刺され
「わかってますよ～。」明るく答えてた定家だけれど----。

　この歌はもう彼女にとって---
　　ごっこなんかじゃなかったのかもしれませんよね・・。
　
父に結婚話をもちこまれたと笑う定家に
受けるよう諭す式子様。その姿に遂に定家も本音が爆発---

「僕はあなたが好きなんです。 だから結婚したくありません！！」
もはや別人のようにカッコイー定家さん。やるとｷｬやる！！

御簾を超えてきた定家を冷たく拒絶する式子様ですが---
「もう会わない」と去っていこうとする定家を----
　思わず引き留めてしまったよう・・・。

「ままごとでも･･･それが私に出来る精一杯です。歌だけなの。
　歌だけがどこまでも自由なの。詠うことしか出来ないの。
　だからどうか、詠って･･･定家。 私を許して----------」

酷い人だ-----。そうつぶやきながら彼女を抱きしめる定家。
思ふこと　空しき夢の　なか空に　 たゆともたゆな　つらき玉のを--
忍ぶことが辛くとも、思うことが虚しくとも、どうか・・
　どうか　消えてしまわないでください･･･

それは課題の返歌。
　「また来ますよ。夢を詠うのは自由なんでしょ」
　　その言葉に、涙を浮かべて微笑む式子
　「ええ・・これからも一緒に歌を詠みましょうね・」・

その後まもなく彼女は　亡くなってしまったよう。
彼女は自分の死期さえもしっていたのかもしれませんね。


『来ぬ人を　まつほの浦の　夕なぎに 焼くやもしほの　身もこがれつつ』
待ってもあなたは来ないけど、私はいつまでもあなたを想い、胸を焦がしています。
なにもかも捨ててしまおう。歌も辞めよう。
式子の手紙を燃やそうとしたその時　式子の言葉を思い出す定家。

そう自分の仕事は歌を伝える事---。
今も昔も同じ様に思い悩んでいたのだと---
　その命が耐えぬように伝えていくこと----。

　後世の人々が同じ気持ちを抱いてくれたなら
それはきっと、素晴らしいことだ----」

定家が　新古今和歌集・百人一首などの撰者になったのは
彼女の望みをかなえたいと思ったからだったのですね。
彼の手によって残された多くの歌は
まさにいつの時代も変わらぬ思いがあることを教えてくれる
そして今もなを---こんなにも私たちの心を熱くしてくれている。
定家さんに---感謝したい。
今回もいいお話だったな～。１クルールたのしみました～！！
もっともっと-----しりたくなっちゃいましたわぁ～～！！