父上、なにとぞ、都帰りをなさってくださいませ!
平家がすっかり孤立してしまわぬうちに-----。
「それはできぬ----!!」「福原に遷都する」それは武士が頂に立ったことの証
一族、友、皆の生きた証。
皆の夢---。その為に清盛は一人--つき進んできたのだもの--ねぇ(涙)
しかし 泣きながら訴える息子の姿にようやく気づいたよう・・
今やその夢を
見る者はいないのだと・・「武士の世とは何だったのか・・・・?」幻と消えた福原をみつめる清盛が切ない----。
しかし 頼朝の瞳にソレは--見え始めているようですね!
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断腸の思いの中----
福原を捨て京へ戻った清盛ですが、やはりすべては
遅過ぎたよう----。
南都(奈良)の鎮圧に向かわせた重衡の軍が焼き討ちをかけ----
東大寺をはじめ大仏・寺院すべてを灰にしてしまったのだ・・・。
もはや運が尽きたということよ。
天は平家を見はなしたのじゃ・・・・勝利に顔を輝かせる重衡に
ねぎらいの言葉をかける清盛・・・
「ようやった…。
ようやったな、重衡・・・・」それは 案外 本心だったのかもしれませんね・・
覚悟を決められたことへの----(涙)
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