夏目友人帳 16巻 感想♪

見えぬ相手はいないも同然。
　　　　---結ぶだけ無意味な縁なのだ・・

夏目友人帳 16 (花とゆめCOMICS) (2013/07/05) 緑川ゆき 商品詳細を見る

それでも関わってしまった・・
多軌・田沼、そしてレイコを--　ずっとずっと思ってくれてた、
　優しい優しい妖たちの物語 3話が収録。
　進展はないけどじんわりと優しい気持ちになれる16巻です！！


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第６４・６５話「結んではいけない」

ある日「陣」で妖を救った多軌は　お礼に花もらい嬉しそうに微笑む。
妖はそんな彼女に恋をし苦しむことになってしまう。

「美しき谷を、ともに見てみたい・・。
　この気持ちを人は何と呼ぶのだろうか・・・・」

残るのも去るのも苦しい　寂しい-----
でもあの子には--秘密にしてほしい・・・
そういって去っていく妖の姿に
またしてもやられてしまいました。

人と妖が関わリあうということは　
そんな危険もあるということなんですね～。ホロリ。

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第６６・６７話「遠い祭り火」
田沼やその父が心配で人の姿となり
ずっと傍で見守っていたという妖が登場---。

知られたからには去るという彼女に
このままいてあげてほしいと頼む夏目
彼女はそんな夏目の頭を優しくなでて微笑む・・・。

自分しか見えないことを・・
その言葉が　自分にしか聞こえないことを
淋しく悲しく思う夏目----。

でもそんな夏目に田沼君はつぶやく---。
「ずっと優しくしてくれた人に--
　　大切な友達を見せたかったんだ・・・。」

そう・・田沼君にはちゃんと届いていたのです。
この妖の・・優しい思いが。
微笑みあう二人ほっこりなのでした。

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特別編１４
こちらはレイコにあえたと嬉しがる白鬼たちの為に
夏目がレイコとなりもてなしを受けることになるお話。
撒くと花になる灰をめぐって・・かわいらしい妖も登場。
すべてはレイコをもてなす為・・ってんだからなかせる。

多軌の陣も友人帳も実は「禁術」
人と妖が　関わり合うことは危険なことなのだ・・・
でも妖との交流は恐ろしいことばかりではない・・
禁術だけど大切な宝物なの----。
そう微笑みあう多軌と夏目にもほっこり・・・。。

今回も癒されました
でもニャンコ先生の出番少ないぞ～～！！