世界はここだけじゃない-----。突然やってきた転校生は「波」という質問にスラスラ答えた。
「宇宙そのものが波であり、渦のようにうねった時空が
複雑な波動でいくつもの平行世界を形成している
それにはD-8とかD-12のようにナンバーがつけられている。
いや、・・・以前読んだSF小説の話さ-----」
そして そう言って笑ったのでした----。
★1話~~~
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「あちらの世界はどうでしたか----?」
この学校の理事長の問いに
あちらに比べたらここはとてもいい世界だ・・と答える典夫
しかし理事長は 彼に言う。
「ココも汚い世界ですよ」と。
どこもそう変わらなんな。
世界は違えど同じ人間。思考回路は同じなんだろう・・・何でも手伝うと言う彼に典夫は早速お願する。
今すぐDRS(DNAの書き換え手術)の
スペシャリストを集めてほしい。と
しかし・・・。
「まさか!?ないのか?この世界には----!?
人工臓器も-作れない? なんということだ…。」
がっくり肩を落とす典夫。
「こういうとき、人は泣くんだろうな・・・」彼には救いたい人がいた。
どうやらそれは彼の世界の王女で--
何者かの襲撃に会い瀕死の状態のようだ・・。
一体どこにいると言うのか???
彼と話している理事長は-DRSをしらないようだ。
彼の仲間では あっても彼の世界の人---ではないみたい。
一体 地球には どのくらいの「なぞの人物」が
いるといというのか---。
しかしここでビックリ展開が待ってた。
彼が奏た「ショパンの雨だれ」を---
音楽の先生ですら聞いたことがない---というではないか
ココは ショパンの雨だれが存在しない世界--
私が地球だと思っていたこの世界は、地球ではない---??
今後はSF小説家「H・G・ウェルズ」が鍵を握って来そう。
仲間か・・悪くない。広一の言葉に微笑んだ彼の本心はまだ見えない。
今後の彼に期待したい----!!
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[T13750] D12世界をご存知じゃないんですか?
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