なぞの転校生 第４話 「学校の支配者」

「トゲアリ」って知ってる？トゲアリは　自分たちで巣を作らない。
女王は単独で行動し大黒アリの巣に入り込み　女王蜂をかみ殺し
そのコロニーを我がものにするんだ。・・・いや、ちょっと違うか。
例えがわるかった------。」

この学校の「ヒエラルキー(階級）」について問う典夫に
そんなものはない――という広一。
しかしこの学校の裏ボスは鎌仲組の息子「才蔵（葉山奨之）と知った典夫は
彼との接触に成功---。典夫はトゲアリ----なのか～！？
★１話～～～
----------------------------------------------------

幻想的な森の中を走る少女は広一につぶやく---
「お兄ちゃんはチョウチョ見えちゃダメ------」
それは　8年前亡くなった広一の妹あすか。
彼女は時々成長した姿で、広一の夢の中に現れるらしい・・・
何か意味が隠されているのでしょうか---？？
一方　典夫は　誰かと交信---。
『もう　一刻の猶予もない---』
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
危険分子は取り除いておかなければならない---。
この学校に招きたい人がいるんだ---

まずは「裏ボス才蔵の排除！」ってことのよう---。
しかし意外にも紳士的態度で彼に話しかける典夫
すると意外な彼の素顔が現れたのだ---・

　オレは自分で｢ボス」と名乗ったことはない---
　実は　親がこの街で偉くてさ(中略）・・・
　周りの奴らは皆怖がって近寄ってこないんだ
　お前は俺が怖くないんだな・・・」

そう寂しげに笑う彼に典夫はいう・・。
「懲らしめてやろうと思って来たんだけど
　君はいい人だ　人の話なんて当てにならないな・・」

しかし彼の威光を傘に　やりたい放題している
斉木小次郎―――という男がいるとしり
学校の屋上へむかった典夫----

「君の事が知りたい・・」
　すると彼は　そう問う典夫を　蹴り落とした。
　そして大声で-----笑ったのだ。

屋上から落ち地面にたたきつけられた典夫-----
しかし次の瞬間彼は---
何事もなかったように起き上がったのだ・・・。

　どうやら小次郎は「危険分子」と判断されたよう--
　何、殺しはしないさ・・・とはいってたけど
　一体どうするつもりなのか---。
　みつめたい！！