失恋ショコラティエ 第5話

第５話　「切ない切ない切ない…」
「爽太君が 選ぶのって尻軽な メス犬女ばっかだよね!
でも それに ほいほい 乗っかってる 爽太君も
同レベルで ろくでもないよ!ホント あきれるわ！」

「俺のことはいいけど　なんで知らないエレナの悪口言うの？
エレナもサエコさんもみんな薫子さんの事ほめてたよ。
だから 一緒にいて　幸せな気持ちに なれるんだと思う。
俺は女の悪口 言う女は　大っ嫌いだよ---！」
大好きな人からの--まさかの　大嫌い・・
これはへこむわ～～～。「
爽太の為の祝賀会をセフレの為に欠席するなんて--
薫子さんが怒るの当然なんだけど--------
★1話～～



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もはやｴﾚﾅは爽太にとってそれ以上の存在ってことなんだよね。
自分でも気づいてないんだろうけど----.


「別に 好かれたいとかカケラも 思ってませんのでね。
　断固 お断りだし---。」

大嫌いと言われて--
　又も心とは　逆なことを言ってしまう薫子さん---

「俺も 別に 薫子さんのことそんなふうに 見てないから
　心配しないでよ」
　
　ソノツケは又も自分の胸を刺すことに----。
　 なんかもう・・・せつない。
　こういう事って---結構アルよね。
　
　嫌い嫌いも好きのうち----。
　爽太はやっぱ・そんな女心解ってないよね～～。
　まぁ・・みんな言葉の裏なんて読めはしないよね。
　そんなめんどくさいことは　してくれない・・
　言葉にしたって・・伝わらないこともあるんだから---。　


ずっと 前から 見てたのに　見いだせなかった
脱皮して 帰ってきてから　ころっと 見る目を変えた
私は その程度の女だから
　だから 今みたいな思いをするのも当然なんだ-----

　・そんなの誰だってアリだよ・・(涙）
　薫子さんに必要なこと---って一体何なんだろうな～。
　私もよくわかんない＝＝＝

そもそもこんな喧嘩になったのは　
サエコとの　誕生日デートを思って爽太が
相変わらず　楽しそう～～に妄想してたから---。

ケーキの上の蝶はね。　死んで魂となっても
大好きな チョコレートを なめに通い続けてるんだ～！
「重いわ！！」ガハハ。。。
ケーキのテーマはせつなさ-----。
　彼女を思い　イメージもわきまくりのようで---
　応援せざる得なくなってしまった・・・

そんな時-エレナとの会話をきいちゃったことも大きかった。
一途に思ってると思いきゃ　
セフレと　やっぱ　やることはってた---としり。
キれちゃった・・いやショックだったんだよね・・・。

「どんなKISSがしたい--？」
　互いに「好きな人」を思いながらKISSのレッスン。
やっぱ奇妙な二人。でもなんでだろ・・
　なんだか羨ましい----。ホントに楽しそうだから・・だね。
　
　朝焼けを見て--一緒に　あたたかいスープを飲む・・

「バッカじゃないの？真冬に 朝焼け 見に行かされても
　迷惑なだけだから。っていうか
　誕生日は旦那さんと 過ごすに決まってんじゃん----。」

この時薫子さんの言葉に　うなずいて笑った私だけど----・
この妄想を---エレナと叶えちゃう爽太くん---。

そしてサエコさんは結局　誕生日を1人----で過ごしてた。
仕事だから・・しょうがない・・？
(まぁこの旦那さまイヤなやつすぎだけどね～）
--旦那様がご機嫌よく いられるように振る舞う---
　それが私の「仕事だから・・」
　爽太のチョコは今や彼女の避難場所--のよう---。

　笑っているけど本当は 泣いていたり
　うまくいっているように
　見えても本当は きしんでいたり----。

薫子さん。　やっぱこの世に
決まってる---ことなんてないのかも・・・。