波のない池に棲む蟲「水鏡」
池の水面に動物の姿が映り込むとその姿を真似て陸に上がり
やがては 本体に成り代わるという-----。

そんな水鏡に影をを写し取られた少女のお話----
美しい映像と静寂さにうっとりしながらも・・・
最後まで、ハラハラ・ドキドキさせられたぁあ~~
◆続章1話~
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本体と入れ替わる瞬間、水鏡を鏡にうつせば姿は崩れる---
鏡を肌身離さず持つよう伝えるギンコですが・・・
曇った鏡を見つめる彼女はどこかうつろ。
山の中でチカチカと光る鏡。それは「彼」が来た合図。
でももう鏡は光ることはない-----。
彼女は 恋する男に
弄ばれたふられたのだ・・。
しだいに彼女の跡を追う水鏡の水音が聞こえだす---
「あんた、私になりたいの?こんな私になりたいの?」
手鏡は研いだか?そう問うギンコに彼女は言う。
「別に代わってやったっていいよ。私はもう私でいたって仕方ない。
いてもいなくても同じ?ならわたしも(蟲と)同じ
あの人に とって私はそれくらい軽いものだったんだ。」
「・・そこは寂しいだろう?
だがな、そこよりずっと寂しい所がある。
蟲のように実体を持たない この世には必要とされないモノ達の轟く暗い 所だ。
蟲に心なんぞはありはしないが 多くのモノが光を求めて這い出そうとする。
そんな寂しい所だ----。(略)暖かい場所へ戻りたければ、
自分の身は自分で守るんだ!」なんだかぞっとさせられました。
やっぱそんなものにはなりたくない・・・
ようやく彼女も そう、思ったようでしたね
衰弱する自分をみつめ ようやく鏡を研いだ少女。
その時山からあの合図が---。
山を登る少女、それを追う水鏡。
でも山に彼の姿はなかった・・・
光っていたのは 鳥が運んだガラス-----。
渾身の力で山を登りもはや動くこともできない彼女に
水鏡が迫ってきて------。
うわ~~。もうダメか~~~~!!
と思った瞬間水鏡を睨みつけて彼女は叫んだ、
私の真似なんかしないで---!!
するとそれはギンコがいうように崩れたのだ
どうやら彼女の眼に水鏡の姿が映り、救われたようだ。
やはり 実体を持って生きてるってのは
それだけで充分、力を持ってんだな 優しく笑うギンコに・・なんとフォーリンラブ!?
いい加減に懲りろ!と親たちはあきれ顔だ。
生命力強そうで安心しましたわ(わはは!!!)
そんな寂しそうにしてるなよ・・・
水鏡にまで優しいギンコにほっこり。
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