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新世紀エヴァンゲリオン (14) (カドカワコミックス・エース)新世紀エヴァンゲリオン (14) (カドカワコミックス・エース)
(2014/11/26)
貞本 義行

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「ゼーレの儀式」、および、「アダムとリリスの禁じられた融合」により遂にサードインパクト発令!
しかし ゼーレのゲンドウの「人類補完計画」は失敗に終わった・・・ようだ。
シンジが「それ」を望んでいない事に・・レイ(リリス)がきづいたからだ。
孤独の中で 2人は しった。友情や愛や絆は確かにあることを--。
そして思った。自分も--誰かと繋がりたい。誰かに愛されたい。そして誰かを愛したい--と。
 さぁ・・・ともに 戦い抜いた2人が出した答えとは----!?
エヴァンゲリオン 遂に完結です!

★1~11巻 ★12巻  ★13巻 ----------------------------------------------------

 
恐怖の中で---。しあわせな夢の中で----
溶けて1つになっていく人々。

ソコは自分と他人の境界線が解らない
争いも支配も服従も、寒さも痛みも・・
もう傷つくことも 傷つけられることもない幸せな世界

それが-----AT フィールドを失った世界-----。


でもシンジはつぶやく

違う---。ここには誰もいない--。
悪いこともないけど いいこともない
それは 死んでるのと同じだ・・・・。


ともに戦った日々が走馬灯のように2人を包む。

「 人と人が完全に理解しあうのは不可能なのかもしれない。
 でも一瞬なら 心を通わせることはできるんじゃないかな。
  あの時の--君と 僕みたいに。 
  僕はもう1度君と手を繋ぎたいんだ----」


シンジの思いを胸にレイはサードインパクトを発令---。
それは----使途もエヴァも人も--全てをのみ込んでいく----。
こうして 1つの世界が終わりを迎えることになったのだった・・・・・・・


・・・・?降るはずのない雪が降っている
平穏な日常。アスカとシンジはまるで会ったこともないかのように行き過ぎた。
地球には「個(形)」を取り戻した 人々の姿があった。

街に残る「いせき=残骸」だけがその過去を伝え--
彼らはそのすべての記憶を失ったのだった。
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人間は使徒との地球争奪戦に勝ったのか?
それとも神の試練に答えを見つけたというべきなのか?

さっぱりわからない終結でございました。
  補足物語もアニメや映画を知らない私には??でしたし
  この世界を選んだシンジを褒め讃え自己満に浸る親たちの姿も
  ---納得できない何かが残りましたわ。

私感になりますが
 長い時をかけてこの作品が導き出した「幸せな世界」は
 今の私達の世界なのだと---言っているようにも思える。

しかし-なぜ 記憶は消されたのか?
新しい世界にあの戦いは語り継ぐべきものではないというのか? 
彼らがあの戦いの中で足掻き見つけたモノは不要なものだというのか?
ソコがどうにも納得出来ないところでもある。

しかし--新たな地でシンジはつぶやいている。
「最近思うんだ。希望が見えないのは
僕が希望を探してないからなんじゃないかと---
がんばろう--。自分で歩く道は自分で探すんだ」


ソコには  愛されないことに苦しみ---
愛を 居場所を求め彷徨っていた・・シンジはいない

それは 彼の心に・・・・
愛された記憶が。  つなぎあった手の暖かさが---
 あの日---レイにつぶやいた思いが
 きっと残っていたからなんだよね。

 僕はまだ確かめていない・・
この手がなんのためにあるのか
僕が なんのためにいるのか----。


あの日彼に湧き上がった思い---。
これこそが今の彼を突き動かしているモノの正体にも思える。

案外それこそが・・・
この作品のメッセージなのかもしれない。 
 
宗教色の匂いがしたこの作品だけど--
ラストは人間っぽく終わった印象。
「バルバラ異界;萩尾望都」の思考とそっくりな終焉にびっくりしましたわ。
    
   
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