全ては新曾国王となる為の策略----。
跡取りがなんでクーデター?と思っとりましたが
この曾王、王座死守の為に 自分の息子たちを争わせて
潰しあいをさせてきた・・とんでもない王だったのです!
旦の願いは そんな父を倒しこの国を建て直すこと!
そして光(兄)の願いとは・・・。
涙なしでは読めない!! 曾国編終結-----です。

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旦の狙いは 父(曾王)と亜姫の婚儀を利用し謀反を起こすこと。
亜国の王を証明する 玉璽を手に薄星到着~。
しかし再会を喜び合う時間はありませんでした・・・。
亜姫の宣誓を得て 遂に 曾国王となった旦ですが
土妃の裏切りにより追い詰められた王は
旦ではなく----亜姫に襲いかかったのです。
1度は王の刃先をかわし亜姫を守った薄星ですが
2度目はかわせず-----。
その刀に飛び込んだのは なんとあの爺・・・段謹。
あなたは変わってしまわれた・・・ 王のもと重臣だった彼のこの言葉には悲哀が溢れています。
「主(旦)に勝利をもたらすことこそ我が喜び----
死出への旅路は私がお供つかまつります・・・・」
彼はこの国の行末を旦に託し--王と逝くことに・・・。
かつて亜姫は彼に叫んだ。
人を排除し、有材な人物を潰し 誰もいなくなった国で
いったい誰の上に立つつもりなのか--と 何かをなす為には 親兄弟を捨て、誰にも頼らず 誰も信じず・・
孤独に耐えてこそ王---- 最後まで その信念を貫き通し 逝った彼に
亜姫の言葉は 届くことはなかった・・・ようだ。
「おまえはあの売女(土妃)の残酷さに遠く及ばん----」
彼の言葉を胸に亜姫は前を向く。
曾王同様、土妃もまた 何かをなすために手段を選ばない人だということを、
十分知っているからだ。
でもそれは間違っている----。
それは 旦同様 亜姫にとっても ゆるぎない思いになったようだ。
この争いの中で 翠蝉も 逝ってしまいました(涙)
「・・・かわいそうだなんていうな。
傍にいられることが幸せだったのだ・・」
自分と同じ想いを胸に生きてきた----
彼女の心を代弁する薄星に涙です・・・・・。
光は その思いを静かに心に刻み 自らの顔を 切り裂き誓った。
これからは光(兄)ではない。
旦の傍で彼を支え・・彼女の分まで生きる事を--(涙)
そして 亜姫も誓う
土妃を倒し亜王になることを---。
でも 曾王は、いや旦もしらないだろう----
彼女が目指す 国の姿が
誰もが等しく暮らせる世界だということを・・・・。。
さぁ---お手並み拝見だ!!
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