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74話 本物の怪物。
yohann.jpg

それぞれに自分の道を歩き始めた登場人物たち
無実が証明されたテンマは 2人の母のもとへ--。
「本当の怪物は・・・」そうつぶやく彼女からは「それは私だ--」という声なき声を聞いた気がしました。
彼女もまた被害者。そこには 2人を手放したことへの深い後悔と贖罪の思いがあふれていました。
テンマもきっと同じことを感じたに違いありません。
テンマは今だ目を覚まさないヨハンに向かってつぶやきます。
「お母さんに会ってきたよ。君には名前があったよ・・・。」 と

と突然ヨハンは起き上がり母の愛を問いかけて---!?
でもそれは テンマの幻想でした・・
  あのベットで眠り続けたヨハンもまた 幻想-? 

 ラストにうつった からっぽのベッこそが現実だったのかもしれませんね・・(涙).
 (ヨハンは死んだのでしょう・・) 

「あなたを許すわ----!」それでもそのニナの言葉は・・
 最後まで全力で助けようとしたテンマの姿は・・・
 きっと・・・
  ヨハンが「本当にほしかったもの」をくれたのではないでしょうか・・・。

原作レビューで上げた年表をもう一度記載します
 ↓
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「なぜ母はあの時 ニナを差し出したのか----・」
アニメを見てもその答えはわかりませんでした。
でも母として 私は思うのだ 彼女は 選べなかったはずだと・・・。
2人を女装させていたのは この時の為に・・
どちらかわからなくしてたんじゃないだろうか・・・。そんなことをふと思った(涙)
 
「名前のない怪物」「平和の神様」--それはヨハンそのものでした。

 「名前」がほしくて 何でもした怪物。でも彼は名前が何なのか・・
 よくわかっていなかったのだ。  だから彼は永遠に「名前のない怪物」だった。
 
ニナを守るために 何でも↓ 殺人さえも犯し続けたヨハン---。
jこの時彼はまさに「名前のない怪物」でした。 

でも・・彼はきづいたのだ。
自分が ほしくて欲しくてたまらなかったもの
それが「愛・家族・暖かな温もり」であることを。
彼にとってニナはそれをくれるただ一人の人だったことを。
そして平和の神様だったと思っていた自分が
 いつのまにか・・・・は悪魔になっていたことを・

それをニナに知られた(撃たれた)時-彼のすべては終わったのだ。
彼は知っていたのだ 
ニナは自分を許さないことを---
愛が欲しいと泣いていた怪物(ヨハン)
そう彼は知っていたのだ。
悪魔(自分)が それを 手にすることはもう永遠に ないことを・・。

その時見た風景こそが・・・彼の言う「終わりの風景」だったのですね・・
テンマの手で蘇ってからもヨハンはずっとその風景を 見続けていたのでしょう

 本当の怪物は
 ヨハンから 「名前」を奪った大人たちだった・・

  やぱり 私はそう思えてならなかったのでした・・・

<考察>
●ボナパルタの監視下で優秀な頭脳をもった母と父であう。双子誕生
彼らは優秀な者から生まれた優秀な子を意のままになるよう教育(実験)
それは洗脳により子供から記憶を名を感情を奪うことだった
そして彼らは双子である彼らにある実験を考えた。別々に教育し観察することだ
                ↓
●父殺害される。母親、双子を連れて逃亡。三匹のカエルに隠れ住む
(追手から双子を隠すため?自分が渡す子をわからなくするために?ヨハンに女装させる) 
                 ↓
●ボナパルタに見つかかり母親「ニナ」を差し出す
(なぜニナだったのか?ヨハンはずっと苦悩し続けていた? 私はどちらも選べなかったんだと思う。)
                  ↓
●ニナ双子教育の実験の為 赤い薔薇屋敷に連れて行かれ、洗脳を受ける。 
                  ↓                   
●ボナパルタ アンナ(二人の母親)への愛にきずく。
  憎しみで笑顔を失った彼女の為実験を断念。
 バラの屋敷の実験関係者全てを毒殺し ニナを逃がす       
                   ↓
●ニナ「三匹のカエル」に戻りヨハンに 薔薇屋敷での体験を語る
  ニナは 生きるために その怖ろしい記憶を忘れ、
  ヨハンはニナの体験を心に刻み彼女を守る事を誓う   
    ニナ・ヨハン逃亡 (母はボナパルタに かくまわれた?)

*逃亡の旅は追われる恐怖との戦いだったことでしょう。
  ヨハンは 自分たちの痕跡を消すため・・殺人に手を染めました。
  全てはニナを守るためともに生きるため・・。 ヨハンは この時まだ8つでした----。

                   ↓
●国境で力つきたところをヴォルフ将軍に保護(みつかる ?)
                   ↓
●ニナは別の孤児院へ。 ヨハンは511キンダーハイムへ、
                   ↓
●ヨハン、511キンダーハイムにて何人かの子とともに洗脳をうける。

* 監禁され洗脳教育を受ける中で ヨハンは叫んだといいます。
「ニナの記憶だけは消さないで---」と。
彼にとってニナがどれほど大切なすべてだった事が 解る悲しさだ(涙)
しかし彼らは そんなヨハンの思いを 踏みつけようとしたのだ。

ヨハンこの施設を 崩壊しし逃亡。 
しかしそれ以前にこの施設での実験は失敗していたのだ。
子供達は皆人格崩壊・多重人格等の症状を起こしていたからだ 

              ↓
● 妹ニナとともに孤児院を逃亡。
  追ってからニナを守るため 自分たちの痕跡を消す(かかわった人々を殺害)
                   ↓
●リーベルト夫妻の養子となる。西ドイツに亡命
                   ↓
●ボナパルタがリーベルト宅に現れる。                   
 ボナパルタから逃げる為 ヨハン再びリーベルト夫妻を殺害--。
 ニナに見つかり今までのすべてを知られる。
                    ↓
●ヨハン、ニナに自分を撃たせる。
*ヨハンはこの時・・・『終わりの風景』をみたのだろう

   

●アイスラー記念病院に運ばれヨハン テンマに命を救われる        
  テンマに敵対する病院医師らを毒殺(キャンディ)し独り逃亡。
  それは テンマへの復讐?それとも お礼・・・・・?
                ↓
●ニナ 
  →11歳から20歳まで フォルトナー夫妻の養女となる。               
●ヨハン
    →11歳 ハイナウ夫妻と暮らす (盲人の老人と出会う)
    *テンマ後に彼より20になったっらニナに会いに行くこと
                   ・テンマが好き等の情報をもらう
  →12歳:ライヒマン夫妻と暮らす
  →13歳:シューマン夫妻と暮らす
  →14歳:ケンプ夫人と暮らす(ヨハンの手紙が見つかる)                  
  →15歳:闇銀行創立 
   *人の間を渡り歩き、人の心を操り人を殺せる術を知った彼はその後
   様々の殺人に関与し 闇社会でその存在を知らしめることに 

                ↓
    怪物は外にいた・・。ヨハン新たな行動を開始。
  →17歳~:ヴォルフ将軍に接近し彼にかかわった人間を殺害。
         彼に「終わりの風景」を見せる。
        
        :マルゴット(母親の友人)と暮らす?
        :上記養父母らを殺害              
                ↓                   
→20歳: ニナに 逢いにいくも拒ばれる
         ニナの義両親(ウォルトナー夫妻)を殺害        
                 ↓                 
: 経済界の大物シューバルトに接近し彼に関わった人間を殺害       
: 彼になりかわろうとするが計画変更?彼の息子に接近し側近となる。
                 ↓
:テンマと再会
:ヨハンに群がる闇組織メンバーらをロベルトとともに殺害。
 
                 ↓  
:ボナパルタのいる街を壊滅。
           (終わりの風景をみせる)               

ヨハンが見続けていただろう「 終わりの風景」は「あの日」変わったと思われる。
「名前のない怪物(本)」にであったことだ。
彼を失神させたものの正体とは・・
彼の中で めざめた「心」だったのだろう。
 
自分を怪物にした者たちに  「終わりの風景」を 見せるために動き出したヨハン。
しかしそれは 「復讐」--とは少し違うようだ。 
 
終わりの風景とは 愛する人を、愛してくれる人を失った風景
それがいないロベルトには見ることはできない風景だったのだ・・
ヨハンはその 『終わりの風景』を共有することで
解ってほしかったのだ。
 自分の苦しみを悲しみを絶望を虚無感を-----。

ニナに、テンマに撃てと命令しながらも
 2人はきづいたのだ。
 その心が泣いてたことに。
 ヨハンの本当の願いが・・・
  解ってほしかった。そして許されたかった のだと・・・・
  
グリマーは教えてくれた。
人から感情を奪うことはできない。
泣く、笑う・・それができることの素晴らしさを 幸せを
人は人と生き 人と関わることでかわれることを-----。
     
「人間はね、何にだってなれるんだよ。君達は美しい宝石だ。だから怪物になんかなっちゃいけない・・。」
ボナパルタのもまた愛することを知り 生まれ変わりたいと願ったひとだった。
そして平穏の人生の素晴らしさをしった。
しかし多くの子供の心を壊した・・その罪から逃れることはできない。
彼もまた・・ずっとみていたのだろう・・。
 「終わりの風景」を----。

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