◆花とゆめコミックス全13巻 文庫8巻 1977年~1984年 LaLa連載。
摩利と新吾 コミックセット (白泉社文庫)
[マーケットプレイスセット]
旧制高校持堂院高等学校の「桜豪寮」を舞台に
摩利と新吾と仲間達の友情と青春を綴った異色作品!!明治末から・大正・昭和へと激動の時代をかけぬけながら
どこか風流で、ひたむきなかれらの姿は
日本のよき時代の一コマをきりとったようで ワクワクしました♪
このせつないラストに号泣したのが昨日のことのようです。
詳しくは↓です♪。

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容姿端麗・成績優秀な二人は
「花のおみきどっくり」と命名され
「全猛者連」の会長に一年生ながらも抜擢されることになる
純粋で明朗闊達の新吾くんと ドイツとのハーフでしっかりものの摩利。幼馴染でもある2人の親友っぷりを中心に様々な事情を抱える仲間や先輩達の物語が時にゆかいに
時にせつなく綴られていきます。
時に 印象的なのは
屈折した心を抱く病弱な「篝」の物語。
天涯孤独な新吾が1人で歩くために旅に出る物語
紫乃の心に潜む哀しき愛の物語。
どれも 本当の思いやりとは?友情とは?を
考えさせられるお話です。
しかし物語は
摩利が自分の新吾へ思いが
友情とは違うことに気づいたときから急展開を見せ始めます。
摩利の思いをしり、受け止めようとする新吾の前むきな?葛藤ぶりにクスクス。
そんな新吾を見つめる摩利の苦悩の葛藤ぶりにはうるうる・・・。
けれど2人は--ともに 自分の道を、
1人で歩いていくことを決意します。
それはともに 相手に恥じない自分であるために----。
BLの先駆けという方もいるけれど----
最後まで親友という関係を貫いた2人・・・・。
そこにある思いを知りたい方は是非 一読なさってみてください。
古さを感じない今でも楽しめる作品です!!
でも、紫乃先輩らしい終わり方ですよね。