
今さらですがフランス革命を知るためのテキストともいうべき名作です。
華やかで、気高く 美しい男装の麗人オスカルと
革命に散っていった実在の人物たちの 壮大な人生模様に
誰もが魅了されるでしょう。
王妃アントワネットの華麗ながら壮絶な人生も必見---。
まさしく美しく咲いた大輪の薔薇が--散っていく様を堪能できる・・
壮大な愛と悲しみの歴史絵巻―。永遠に語り続けてほしい作品です
☆参加してます☆


続き
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下はオスカルがフェルゼンの為に着たドレス。

その時始めてフェルゼンはオスカルの気持ちに気づくのですが---
彼はアントワネットを選びオスカルの恋は幕を下ろすことに。
オスカルの悲しみもさることながら
ソレを見つめるアンドレの姿もせつなかった・・。
当時の私には身分違いゆえに想いを封印し「オスカル」を陰となって守りぬき、
支えぬいた
「アンドレ」は「夢の王子様」フェルゼンへの愛に苦しみむオスカルを支えながらも
彼女への愛に苦しみ続けた彼の姿には
毎度 胸を締め付けられておりました~。
その思いが叶った時は嬉しさに泣き
彼の死には、涙するオスカルとともに爆泣きしました。
今もその衝撃は忘れられません--。
この作品のもう1つの見どころは
実話とフィクションの絡ませ方が絶妙なこと!特に「ロザリー」は素晴らしい役割をしていますよね。
有名な首飾り事件のジャンヌとポリニャック夫人にからませたり、
革命の首謀者とからませたり、アントワネットの最期にも登場。
近衛兵だったオスカルを民衆の見方の衛兵隊にうつらせ
最後は貴族の名を捨てさせる要因にも。
私は彼女を通して、この時代の貧困の苦しみや
人間模様を見つめていた気がします。

栄華を極めていた豪華絢爛のフランス。
やがて起こるフランス革命。
その嵐の中で
オスカルとアンドレの愛とともに
フェルゼンとアントワネット・そしてルイ16世の
哀しい愛の姿も浮かび上がります。
ベルサイユ宮殿という隔離された世界のなかで
虚栄心にまみれた側近達との戦いはあまりに幼すぎた。
羨望と嫉妬・孤独感に翻弄されていく様はあまりに痛々しい。
斬首台にたったマリーアントワネット。
その時彼女のブロンドの髪は真っ白だったそうです。
彼女をはじめ、オスカル・アンドレ・フェルゼンの
美しくも哀しい人生を描いた激動の物語をあなたも是非のぞいてみてくださいね!!
フェルゼンに恋するオスカルのエピソード!
あれ大好きで今もしっかり覚えてます。
オスカルが凄く可愛く見えました。
男装の麗人がドレスを着ても貴婦人というのは納得いきませんが、美しいと許せてしまう。(*^_^*)
どこまでが実話でどこまでがフィクションか。
実際に読んでいると混同しますね。
史実に忠実だし、それでいてオスカル達が上手く絡んでいて、社会の試験でつい答案用紙にオスカルやアンドレが・・・(笑)