最終回「胸を張れるいい恋だった」
はぐちゃんと森田は病院に戻ってきました。
森田に怒る修ちゃん・・。
「オレは何もあきらめていない!」と・・。
はぐちゃんのそばでリハビリを精一杯助ける竹本君。
彼女は無事退院し、絵を書き続けていくことを誓う・・。
皆はお別れ会を 笑顔ですませた。理花と真山はスペインへ・・「真山のことは正直ツライ!でもいっしょにいよう」
野宮さんのことばにうなずくあゆ・・。
森田は世界へはばたいた・・。はぐに表彰状「おまえはオレのライバル!」をおいて
竹本も『,宮大工」という自分の道をみつけました・・。こうしてみんなは それぞれの道を歩んでいくことになったのです。
竹本旅たちの日。ハグちゃんが届けてくれたサンドイッチ全部に
ハチミツと4つ葉のクローバーが・・。
こんなに・・。オレのために・・・。オレはずっと考えてたんだ
上手くいかなかった恋に 意味はあるのかって
消えていってしまうものは
なかったものと同じなのかって
今ならわかる 意味はある。
ボクは君を好きになってよかった竹本君応援してたのになぁ。・残念。斗真くん演ずる竹本くんの青春模様には 最後まできゅんとさせてもらいました♪
しかし・・・原作ファンである私は一やっぱ一言いわなくてはならないのです!!
暗いのと、せつないってのは全く違うでしょ!!*
ハチクロ映画レビュ~です *
ハチクロ最終回レビュ~です
私はマンガの実写化をとても楽しんでいます。
俳優さんの頑張りは応援したくなりますし♪
でもこのドラマを見てもし「つまらない漫画」と思わたかたがいたら・・。ぜひ
↓のレビューを読んでください♪私のこの作品への愛を感じてもらえたら幸いです(笑)
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ハチクロのみんなは片親に育てられてる子が多いんですね。
竹本はTVとおり、母の再婚で帰る場所を失いましたが
はぐちゃんも同じように父の再婚で帰る場所を失いました。
森田にも母はいません。
父は才能ゆえに会社を奪われています。
誰もが羨む父の才能を受け告いだ森田を一番羨んでいたのは兄で・・
森田は 自分が大好きな兄を追い詰めていることに苦しんでいるのです。
森田が2度と絵が描けないかもしれない・・。
そんなはぐちゃんをつれて逃げたのは
自分こそが時に疎ましく思える才能や今の人生を
すててしまいたいと願ったからなのです。
類稀なる才能をもつはぐと森田の周りでは金や思惑が渦巻き・・
この兄だけでなく 先生や竹本・そして修ちゃんさえも・・
才能の差という・・せつなき葛藤を引き起こし続ける・・。
でも・・2人にだって・・才能ゆえの苦しみが横たわっていましたけどね♪

そんな心に隙間を抱いた主人公達ですが
やっぱり切なさ満開だったのは
真山へのあゆの想いドラマではほぼ忠実に2人を追ってくれていたと思うのですが・・・
原作ではあゆは真山を応援死ながら泣いてました。
ソレは届かない彼の心を思ってです・・ココは大きな相違点だったと思います。
そして最も大きな相違点はやはり
理花さんの思いです。私は↓のシーンが一番泣けた所でした(8巻)
「自分で死んだら本当の意味で原田(夫)に会えなくなるよ」
修ちゃんの言葉に呪われて後を追う事もできなくなってしまった理花さん。
彼女の背中から常に聞こえる声なき悲鳴に・・。
耐えられなくなったのは修ちゃんでした。
いつまでも2人が一緒にいられますようにと願って・・。
修ちゃんは 屋上にたつ彼女の背を・・(泣)

それに気付いた理花さん・・
『ごめんなさい、あなたに、こんなことを・・。もういっしょにはいられないわ。」
もう爆泣きでした・・。
ドラマでは設定がかえられていましたが
2人は同じ事故にあい、理花さんだけが生き残ってしまったのです。
彼女は火傷を追い足も少し不自由になりました。
愛する人を失った焼失感。自分だけが生き残ったという哀しみ
やがては、彼を忘れること、笑うこと、
自分が生き、幸せになることへの罪悪感に襲われる彼女です。
理花さんの苦しみは生きることのすべて・・。
真山の純粋な恋心は
自分が幸せになることを一番恐れる彼女にとって
恐怖以外のなにものでもありませんでした。
真山を遠ざけていた理由の1つは夫の残した仕事を終えたら
彼女は死ぬつもりだったからだと思います。
そんな彼女の心を救ったのは、それでも
同じ悲しみを共有してきた修ちゃんではなく
何もしらずに笑ってくれている真山の存在でした。
全てをしってからも「何も望んでいない。傷つけても傷つかない」
そういって側にいつずけてくれる彼はしだいに暖かないごこちのいい場所に
かわっていったのでしょう・・。
とにかく漫画ではべったりストーカーして彼女をいかなる時も
見つめ、ささえていましたからね.
最終巻では 互いに愛する人を得たことを喜び合う
修ちゃんと理花さんの抱擁シーンが・・。
私の瞳はうれし涙であふれたのでした(涙)
修ちゃんについては最終巻レビューをご覧下さいね♪
暗い部分を長々書きくわえましたが、この作品、
ふし愚なくらい 暗いなんて感じないんですよ。
それは羽海野さんの描く 魅力的なかわいらしい絵と時に脱力した絵が
独特のふんわりとした楽しさをかもし出し、どんなシーンでも
優しさが あふれてるからだと思います。>竹本君が悩んでるときも、4年生はみんなが ああなるんじゃぁ・・。
なんいていう笑える描写や こんな描写が・・・。

まぁ森田とはぐもこんな感じで・・へんなんです(笑)

私の愛感じていただけましたか(笑)
ここまで読んでくださったあなたに感謝します。
「ありがとう~

」
原作の深い部分にドラマが触れてなくて、
どうにもあの良さが伝わっていないように感じたのは、
私もすご~い同感です。
アニメは出来が良かっただけに、もったいなかったなー…と。
私は森田さんが一番好きなので、
ドラマの森田さんは「がっかりキャラ」でした。
でも斗真くんは良かったです。
「3月のライオン」の方にもTBさせていただきました。