鎌谷 悠希
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「隠の王」なばりの王それは隠の世=忍の世界が生んだ最高秘術をもつもの・・・・。
現代に生きる忍びの末裔達の姿とともに
「森羅万象の力(思いのままにできる力)」を秘める少年の成長を描いた作品だ。萬天(帷・虹ー)灰狼衆・風魔忍(小太郎)清水家(雷鳴、雷光兄妹)と
4巻までは人物紹介的ストーリーが多いですが
主人公壬晴(みはる)が宵風(よいて)を助けたい・・と
願うあたりから俄然面白くなってきました♪。
感想は↓です!

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「森羅万象の力は人がつかってはならない:by 満天・帷(とばり)」
「力なんてほしくない:by壬晴」「森羅万象の力を利用する By伊賀忍一派・灰狼衆 」
この共通点?により[壬晴から力をはがす術]を手に入れるべく動き出す一行。5つの忍びの里に眠る・
禁術書にそのヒントを求めることに!!
禁術「気羅」を操つり、自分の消滅を願う宵風の中に自分と同じ孤独を感じ取った壬晴は
「森羅万象の力で彼をすくいたい・・・。」と願うようになるのですがそれは仲間であった帷と
思いを分かつことに。 彼は「その力を使いこなすための策を求め、敵である灰狼衆のもとへむかったのです。
果たしてそこに答えはあるのでしょうか・・・。 
現在8巻までで
①戸隠首領織田の禁術「飯綱心眼」
②甲賀の里(アルヤ学園)にて禁術「蛇薬」を手に入れています。
この戦いの中で新たな敵?国家諜報機関「傘」が登場!
傷ついた宵手を救うため「森羅万象の力」を発動させてしまう壬晴の姿も描かれました。
なんと壬晴の中でいきずく「森羅万象」は少女しじまの姿で彼の中に潜んでいたのです。
「いつかお前は私を呼ぶだろう・・」 あくまで「森羅万象=全てを自分のいのままにできる力」と考える帷は
人を殺めることに、争うことに抗い続けています。彼は多分その力を得た人間の末路を見てしまったようなんですよね。
人の心がどんなにもろく愚かで、
「自分は大丈夫」という思いがどんなにおごった思いか・・・。
だからこそ 壬晴につかってほしくないと望んでいるのだろうけれど・・・。
しかしそれは仲間である虹一に人を殺めさせ、彼の命を奪うことになってしまったのだ。
彼の心も揺れ動いてるようです・・。
壬晴がその力で誰かを救いたい助けたい・・と願うことは
やはりまちがいなのでしょうか・。 封印された力・雷光兄弟の顛末など
ナルトに近い部分も有るものの
今のところ絵に描いたような単純な悪役はおらず、戦闘模様はいうなれば
己の心の葛藤 といった感じでしょうか・・?
壬晴の小悪っぷり。そして 少しずつ人の優しさをしり
顔を赤らめたりする壬晴や宵風が、かわいく思えてきました〔笑) 壬晴や宵風の過去。 帷先生の過去。そして虹一・しじまの正体と
少しずつ謎が明らかになってきた本編。 次巻では いよいよ 灰狼衆首領の本当の狙いが明らかにされそうです。
アニメは未見です・・・・・・。
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