追記 このマンガがすごい2009」 オトコ部門4位獲得しました!!
ヤングアニマルにて掲載中。白泉社より毎月第2・第4金曜日に発売されています。
1巻レビューはこちらから♪泳いで泳いで泳いで泳ぎぬいた果てに
やっとたどり着いた島
ここまでくればもう大丈夫だ・・
ここにさえ着けば。ここにさえ居続けられれば・・
もうここはゴールで・・・。
そして
もう一度嵐の海に飛び込んで
次の島に向かう理由を
ぼくは もうすでに何一つ持っていなかった・・。男性の皆さんがどう評しているのかはわからないけれど
凄い作品です!!正直こういう作品を青年誌にとられるのはくやしいかぎりで~す!!
★1巻 ★3巻 ★4巻 ★5巻 ★6巻 ★7巻 
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天涯孤独となった彼が養父(棋士)のもとで
生きるためにしがみついた棋士への道は
彼の才能ゆえに義姉兄を踏みつけることのなってしまったようだ・・。
彼は今もその後ろめたさと義姉の憎悪のまなざしに苦しみ続けている。
しかし・・。「どこかへいってしまいたい・・・」と思う傍らで
連敗に苦悩する自分の姿におののく・・・。勝つ理由がないとか言いながら、
負けると悔しいのは何故だ・・?負けたくない!と思う零クン。
そのとき初めて周りが見え始めたようです。
そしてきずいた・・・。
心配してくれるライバル?
二階堂君が・・。
学校の先生が・・。そして
3姉妹がいる、ことの幸せに。
そして
「棋士としてたっていることの幸せ」に・・。
でも・・そんな彼になをも辛らつな言葉を投げかける義姉
彼の巻末の壮絶な叫びが圧巻だ(涙)彼がそうした本音吐き出すことで
彼の心が開放されればいいと願うばかりだ。(涙)
このかわいらしい絵とはうらはらに
棋士の世界、勝負の世界の辛らつさも胸に来る展開です・・。
勝ったもの、負けたものの心情が
コレでもかっと突きつけられて胸が苦しいです・・。これぞ 羽海野さんワールド・・・。
じんと胸にきますよ~。

二階堂君作、「将棋をすきになる絵本」
素晴らしいんじゃないの~!!
私もちょっと将棋のこと分かった!いや・・わかったきがしました・・(笑)
ほんわかワールドで癒されつつだから、よけいに胸にしみるのかなぁ。
羽海野さんは相変わらずすごいです。
それにしても香子姉さんが怖かったです