夏至の章10~14
---生き抜くことで精一杯だったこの世界で初めてあたたかなひと時をすごす花。
だが夏Aチームとの不協和音が次第に大きくなり始め・・??--- 帯より 夏のAチームとは敵対してしまう春・秋・冬チーム・・。
しかしそんな彼らを コウモリの群れが襲い力を合わせることに・・。
しかし・・・。
夏Aチームの心の闇と傷は思いのほか深く、花達を脅かすのでした・・・。
緊迫の14巻です!!!★全く知らないあなたはこちらへ♪★10巻 ★11巻 ★12巻 ★13巻 ★14巻 ★15巻 ★16巻★17巻 ★18巻 ★19巻 ★20巻 ★21巻 ★22巻
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そんな中今回、夏Aチームがカプセルに入ったのは
春・夏B・秋・冬チームたちよりも
17年も前だった事が明らかになったここに来るためだけに育てられていたという彼ら(夏A)は
「7SEEDSプロジェクト」のはじまりだった・・?政府は
「競わせ生き残った強い彼らなら人類の種を残せるかもしれない・」と
考えたのかもしれませんね。
しかしこの計画は多分コレで中止されたのだ・・。
屈強になったはずの彼らの心が・・・。
皆病んでしまったからだ。それに「誰かが」きずいたからなのだろう(涙)
夏Aチームのみんなにみえる心の闇・・。
そんな中、花が新巻に。ハルに。
甘えたい思いを必死で押し込めている様子にはじんっとさせられた~

けれどともに暮らすことで小瑠璃(夏A)とハル(春)のように
中には心を結ぶものたちもあらわれひと時の平穏がおとずれることに。
しかし安居(夏A)の瞳には憎しみがふくらみ続けていたのです。
「何も知らずにのん気にここに来た一般人!!(中略)
俺達がどうやってここにきたか!どうやって友達を殺したか!教えてやろうか!」そんな彼らに返す言葉のない花たち・・。
しかし秋チームははここで3年を生き。
冬チーム新巻はここでたった1人で15年を生き抜いてきたことが告げられる・・。
「
お前達は人生を決めてもらって何も疑問も持たず頑張ってきたんだろ。そりゃ楽だな!
俺達だってずっと競争して生きてきたんだ!(中略) 一般人をなめるな!」その叫びは安居の心にも響いたようにも見えましたが・・。
また
新たな憤りを生むことにもなったようです・・(涙)
安居の心の闇は
モモタからハルへ・・そして次は花へ向けられそうだ~!!
早く嵐(夏B)現れて~!!!!
14巻は、安居たち夏Aの気持ちもわかるだけに辛いですね。安居たちを傷つけたのは花たち一般人ではないけれど、安居達にしてみれば怒りの持って行き先がないわけで…でも、だからといって何の罪もないハル達を殴ることは許されないことに、早く気づいて欲しいです。
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