ずっと不安な未来を感じさせ続けたナレーション。
その意味が・・。その出来事がなんだったのか・・。
やっと明らかにされました。
それはNANAを失踪させ、
2つの有名バンドを永遠に?解散させた原因? 彼らの時間は止まり、 悲しみと後悔と 憤りが空を舞う。
何故?どうして・・・。こんなことに・・・。 誰もが自分の中の哀しみと向き合い闘う中、
それでも みんなが 「一番悲しい人」 を思って 行動している・・。
悲しみ一色に染められた「NANA」です・・・・。
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---レ ン が 死 ん だ---パパラッチからの逃走中の交通事故だった・・。

大切な人の死を知る、知らされる瞬間を・・・
臨場感たっぷりに描き出す矢沢さん。 そのリアルさに心が震える・・。
誰がこの事実をナナに伝えられるというのか・・・・。
みんなの悲しみが・涙が・・・。 痛すぎる・・・・。「俺 ほんとはきっと ナナに歌う事もやめて欲しいんだよ。
それでずっと俺の横でおれの事だけ考えてりゃいーのにとか思ってんだよ。
俺最近本気でナナのこと殺したくなるんだ
そしたら永遠にナナが俺だけのものになる気がして
真面目にヤバイよ・・・誰か俺を殺せよ・・・・」初めて明かされたレンの本音にはびっくりだったな。
レイラにはみせられてもナナにだけはジャンキーな自分をしられたくなかったのか・・。
ほんと・・。わかりにくいんだよね~。w(涙)
私はずっとレンが苦手だった。 ナナやヤスよりもトラネスを選び、ナナを手中にいれながらも
どこかナナを突き放し 薬に依存し レイラの傍に寄り添っていたレン。
いつからか・・私はそんな彼を 最低な男!と思っていた。
「心配しなくても俺はおまえからナナを奪う気はねぇよ」
「だろうね ヤスは昔からなんでも俺に譲ってくれるもん 」 本当は自分よりヤスのほうが・・なんてことを思っていたのかもしれないね。
仲間をナナを裏切りつかんだ名声は彼を苦しめていたのか?
レイラと活動していくことはナナを苦しませるだけなのか・・。
彼はいつもそんな罪悪感を抱きながら生きてきたのかもしれない。
ソレは思い描いていた幸せとはどこかが・・。違っていたのかもしれないね・・。
好きな仕事と素晴らしき仲間。思うように生きながら・・。
その幸せにきずかないそんな男だった。 薬を断ち切れないのは・・
その苛立ちからだったのか・・?
「もう迷惑をかけられない」とバンドを辞める決意をするレンは・・
そのときようやく崩れ落ちそうな城を必死で支えているタクミの苦悩をしる。 レイラと同じ思考? 一見人を思いやってるようで
まったく人の気持ちが見えてないんだよね。この2人~。
薬をたち、ナナを正面から受け止めることを決意したレン。
それこそが仲間のみんなの願いで、幸せなのだと。そのみんなの幸せが自分の幸せであることに・
多分きずいたはずだったのに・・。
その思いは伝わることなく彼は消えてしまった・・。
ギタリストである腕をかばったという真実だけを残して・・。
レンの死はみんなの人生を。未来を変えてしまった・・・。
1人の人間の死はこんなにも重く 尊い・・・・。
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