蟲「影魂」のお話。 それは古い巨木の影に潜み眠ったヒトや動物の耳から脳に入り込む。
宿主はほとんど眠らなくなり、記憶を少しずつ失っていく。
一定量記憶を食うと宿主から離れるのだという・・。

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その蟲に犯されたさよとその息子カジ。
その対処法は「忘れたくない事は何度も何度も思い出す」ということ。
さよが一番忘れたくなかったのは夫のこと
彼女はカジをつれて 夫を探す旅にでるが・・。
そこで見たのは他
の女性と暮らす夫の姿でした。 彼女の夫の記憶は蟲に食われ彼女は 夫のことを忘れた・・。
それは皮肉にも彼女にとって幸せなことだったのかもしれません。
舞い散る桜が。母を見つめるカジが 美しくもせつない・・・。
ふぅううう(涙)
私がかわりに夫にパンチしてやるううう!!(泣く)
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