
上空の蟲を餌にし飛んでいる風船のような姿の蟲
「天辺草」別名「迷い星(夜は光る)」稀に餌のない時 その糸を垂らして動物を引き上げるのだという・・。
空から垂れたその紐を引っ張った瞬間、空の彼方へと消えてしまったフキ。
彼女は運よく助かるものの
人と蟲の間を彷徨うことになってしまったのです
↓へ
----------------------------------------------------
行方不明の彼女を木の上に見つけたギンコは
何とか彼女を元に戻し地上に降ろすことに成功する。
--あとは、フキ自身の「人間で居たい」という気持ちだな。
あんたがそう思わせてやれ----しかし・・・。彼女の体は不安定で浮かんでしまい
自分ではどうすることも出来ないというのだ・・。
悲嘆にくれるセイジロウ。フキは彼の前から再び姿を消した・・。
「そうか・・あんたがフキを否定したから フキは人の姿を保てなくなったんだ。
・・・見えずとも、フキは今もここにいる」 フキは屋根の上に浮かんでいました(涙)
「昼間は、星はどこへ行ってしまうんでしょうか」
「バカだな、星はずっと空にあるんだぞ。陽の光で見えなくなるだけだ」
---見えなくても、ずっと空にいる----フキを思いだすセイジロウ
彼は祝言をあげた。彼の隣に妻(フキ)の姿のない不思議な結婚式
彼は村はずれに家を建てずっと姿なきフキと暮らしていたようだ・・。
「あれ、フキはいつ帰ってきたんだ?」
でも きずくとフキの姿が・・・。それ以来彼女が消えることはなかったらしい。
愛の力??相変わらず不思議な余韻に浸っちゃう作品です・・。
ギンコは助言ができるだけ・・。誰かを救えるわけじゃない。
わかってるけど・・。もうすこし何か出来ないものか・・
・・・・とt今回ちよっと思ってしまいましたわ(涙)
コメント
コメントの投稿
---------------------------------------------------------------件のトラックバック