琵琶奏者周(あまね)。弾き語るのは蟲の話だ。
「他にも話を聞きたいかい? 蟲師さん」宿に連れ込まれるギンコ(笑)

盲目だった彼女は蟲師である父が手に入れた
「蟲:眼福」によって目が見えるようになった。
しかし 次第に見えるはずのない遠くまでが見えるようになり、
人の未来や過去までが 見えるようになってしまったという。
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蟲は彼女の暗闇の世界に光をあたえてくれた・・。
娘に 空の色を教える父。それを指差す娘------。
2人の幸せそうな笑顔にウルっ(涙)
けれど蟲は等価交換のように・・
その幸せをうばう---。瞼が透け、常時見えなくてもいいものが見え・・・
やがて人の未来や過去までもがみえはじめて--彼女を苦しめるのだった。
解決策を探すギンコですが・・
「ソレ」がないことを・・。彼女はしっていました・・(涙)
父の死。そして自分の未来までも見てしまった彼女は
運命を受け入れるしか・・すべはなかったのでしょう・・・ね。
彼女にはギンコの過去もみえていたようでした-----。
彼女は目玉を山に埋めてきてほしいという------。
それは再び闇の世界で生きるということ。でも 彼女はそれを選んだ・・・
目玉が彼女から離れる描写は恐怖そのもの。
彼女の悲鳴と共に その悲しみが胸に突き刺ささる・・。
「目玉が無くとも、涙は出るんだね」
(涙) 暗闇の中で生きる--。その運命を受け入れ笑顔をみせた彼女ですが・・・
それでも残るやりきれない思いに 心が沈む作品なのでした・・(泣)
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