「裏切りは僕の名前を知っている」

原作：小田切ほたる　現在６巻です！！

　　　　
裏切りは僕の名前を知っている 第6巻 (あすかコミックスDX)

--教えてほしい・・自分の生まれた意味。ここにいる理由
誰かに必要とされなくては生きてはいけない-----

養護施設で孤独な心を抱え生きる夕月（ゆき）はある日自分が
神の末裔といわれる「祗王一族」の一人だとしる。

千年以上も古のある日、不思議な力を持つ彼らの一人。
　悪魔召還士「冷牙」は祗王の里を半崩壊させた(黄泉の落日）
その後も100年ごとに蘇り、悪魔を放つ「冷牙」を倒すため
「祗王一族」も又蘇りを繰り返し、
この戦いは今も続いているのだ・・。

なんかすごい題名ですけど絵も物語も私好み
多くの謎を秘めた魅惑的で切ないお話だ！！


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夕月の力は「神の光」--他人の痛みを吸収し傷を癒す能力--
２人一組となっている「戒めの手』の仲間達↓にも
夕月を保護し悪魔を狩るそれぞれ力が備わってます！
　
夕月とルカの出会いとともに、彼ら２人の間にある「絆」の物語が展開します。
--みんなせつないんだよね---(涙）

彼らには皆、転生後も夕月への忠誠心があるらしいのですが
孤独な心を持つ彼らが　優しくて天然な彼に惹かれていくのは
なんだか当然なことって思えてくるのだ～（涙）



みんな美しいんだけど。やっぱ私は常に夕月を見つめ守っているルカにうっとり
彼は実は「上級悪魔」でも悪魔界では
「罪深き一族ゼス（生まれながら手枷を嵌められた奴隷）」だったらしい・・。
そんな彼が夕月への愛で悪魔界を裏切ったという過去が明らかにされると
彼の夕月をみつめる瞳や「俺が守ってやる」なんて言葉がもう・・。
いっきにＢＬっぽくて、せつなくていいのよね～♪

夕月は前世は女（姫）でルカ（上級悪魔）とは恋人同士だったらしいのですが。
転生後の彼は男で祇王家皆がもつ前世の記憶がない・・。
ソレは忘れたい記憶だから・・？？とは思いたくない～！！

とともに夕月が養護施設で兄と慕う奏多
一族の長「天白（たかしろ）」の謎も明らかになる。！！

天白と冷牙とは親友で２人はともに「悪魔召還士」だったこと。
天白が一族の転生を操作してきたことが明かされる５巻は圧巻！
彼の悲しみと夕月の彼の救済シーン泣けました・・。



一番辛いこと--ソレはひとりぼっちということ。
でも今の彼らにその辛さは見えない。

でも「冷牙」には孤独が見え隠れしてます～。
彼と「天白」の間にはまだなにかありそうだし・・。

６巻ラストでは前世の夕月が登場！！
彼女とルカの過去が・・。
夕月が前世を忘れてる理由があきらかになるんでしょうか？？

--苦しい。もう開放されたい。最期のときはあなたの手で殺してね--
--おまえは俺が守る。俺はお前を裏切らない----・
夕月に残る前世の記憶も・・意味深だ・・。

激しいバトルと共に、この隠された謎にわくわく！
美しい絵にも･:*:･(*´∀｀*)ｳｯﾄﾘ･:*:･だ！！

生き抜くことは時々苦しい。だからこそ瞬きほどの休息を
誰かと一緒にいて嬉しいと思うことは罪じゃないんだよ。
明日また立ち上がるために必要なことなんだ。　

　時々挿入される言葉の数々にもきゅんとしてください！！