大正浪漫サスペンス完結 上巻・
中巻(下巻発売されました!!)
---僕を殺して呉れないか----美しき斎木家当主蒼磨の孤独な心に惹きよせられ 彼を欲する者たち。
しかしその愛は、彼の拒絶によって憎しみに変わっていく・・。
でもそれは 彼自身が 生きようとしていなかったことが
原因だったのかもしれません・・・(涙)
今すべての謎が明らかに-----。

↓に続きます
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正崇を陵辱した葛城を蒼磨は許さなかった---。
彼の報復劇・・壮絶でした・・!!---全ての始まりは斎木父が
正妻の子でがありながら 愛人の子蒼磨を当主にしたこと-- そうその正妻の子こそが櫻子、いや櫻也。本当は男だったのだ・・。
---なぜ?父は自分を愛してくれないのか----幽閉され 女として生きていた彼の孤独は計り知れない・・。
ソノ謎は驚愕な出来事とともにラストで明かされますが総ては斎木父が 愛人だけを愛していたゆえだったように思います。
虐げられた義母と弟の憎しみを一身に受けとめ---
葛城のゆがんだ献身によって より深い闇に突き落とされた蒼磨
---時に愛と憎しみは同居する-----
蒼磨を脅し意の儘にする喜びに酔いしれた彼らもまた---
本当の愛を・・しらなかったのかもしれない・・。
そんな人々の中で生きてきた蒼磨にとって
正崇は「天使(救い」にみえたのかもしれないですね-(涙)自分の中に生まれた独占欲・・。ソレが愛だときずいた時。
彼もまた「カレラ」の思いを知ったのかもしれませんーー
そんな彼を許し笑う正崇に救われる蒼磨。
皮肉にも正崇と櫻也が同じ境遇だったことも判明。正崇の思いに涙し・・彼を抱きしめた蒼磨を・・・。
櫻也がどこかで・・見ていればいいな・・と思いました(涙)
2人の愛は孤独を埋めるだけ・のようにも思えますが
その暖かさは・・2人がともに心から欲していたものだったんでしょうね~(泣)この父はこの家で起こっていた憎悪劇をどこまで知っていたんですかね~??
蒼磨に・・櫻也に許しを請うてましたが・
彼には孤独という天罰が落ちてましたね!当然だと思います、
正崇から 生きる意味を知った蒼磨でしたが・・・・。
多くの者達を 切り捨ててきた・・
コレもまた天罰だったのでしょうか・・・(涙)
さすが大御所のBLは一味違います!!
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